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錆にも様々な種類があり、それぞれの性質があります。どの錆も工業用ポンプにとっては良くないもので、致命的な損傷につながる場合もあります。錆の種類を見分ける知識があるだけで、どれくらい深刻なのか、どんな対処をすればいいかなどがわかるようになります。
錆は、酸素と水、そして金属の表層部分の原子が酸化還元反応を起こすことにより起こる現象です。錆には種類があり、それぞれ性質が異なる主な4種類に分けられます。
一般的な錆はこれにあたります。空気中の酸素と酸化還元反応により、金属の表面等に赤茶色の酸化水酸化鉄が生成。雨と風、気候によって崩れやすい錆でもあります。腐食進行が早いので、深刻な損壊や故障の原因にもなります。
黒錆の特徴は見た目が黒いほかに、密着性が高いので対象物を覆うように錆つきます。赤錆のように崩れやすく深刻な状態になることは少なく、保護膜的な役割を果たすこともある錆です。景観が悪いため除去することがほとんどです。
緑青(ろくしょう)とも呼ばれている錆のひとつで、銅の酸化物になります。見た目の通り青色がかった緑色をしており、銅で作られたものにつく錆です。青錆は赤錆とは違い、腐食を遅らせる働きがあります。
亜鉛メッキの表面にできる亜鉛酸化物を指します。ほかの錆に比べると、大量に発生する割に腐食度合いは少ないことが特徴です。湿気が多い所や雨水などが多い環境の場所で発生します。
ポンプの使用頻度や年数にもよりますが、錆が原因で異常が起こることが多いとされています。電気はきているがポンプが起動しない、停止するはずが停止しない、運転音の異常などが報告されています。しばらく使用していないポンプは錆が流れ込み、異物となってさまざまなトラブルの原因になってきます。
現地調査でポンプの年式や方式など、その他細かいところまでチェックを行い不具合の原因をつきとめます。その後、どんな修理方法が適切なのか判断。修理した方がいいか新しく交換した方がいいのか、予算や希望に合わせた見積もりを行います。ポンプの設置場所や種類は現場によって違うため、経験豊富なスタッフが調査・打ち合わせ、施工までを対応してくれるのが望ましいです。
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