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こちらのページでは、サイホン現象や薬液の逆流などを防止するサイホン止めチャッキ弁について紹介します。サイホン現象とはそもそも何なのか、どうして問題になるのかという基本的な情報から、サイホン止めチャッキ弁があることでどのようなメリットがあるのかなど、詳しく解説します。
サイホン現象はポンプの吐出側配管の先端位置が、吸い込み側のタンク液面よりも低いとポンプを止めても自動で薬液が吸い出されてしまう現象のことです。2つの水槽を管でつないだ時、管の中が水で満たされると2つの水槽は同じ水位になろうとします。ポンプで水を送り、ポンプを止めると水が逆流してしまう恐れがあるのです。サイホン現象が起こると揚水の逆流・排水抜けが起こってしまいます。
また、ボイラ配管内へ薬液を注入している場合は、ボイラが停止して温度が下がることでボイラ内が真空状態となり、ポンプが停止していても薬液が吸引されてしまいます。サイホン防止弁や背圧弁を取り付けることにより、防止することができます。
サイホン止めチャッキ弁は、その名の通りサイホン現象を防止する役割がありますが、他にも液体が主管から噴き出すのを防ぐ逆止弁機能を持っています。
サイホン止めチャッキ弁の構造は、次の通りです。
ここでは、サイホン止めチャッキ弁の3つの役割について解説します。
サイホン止めチャッキ弁を使用することで、サイホン現象を防止できます。0.1MPa強の背圧を与えることで、薬液の吸引を防ぐのです。
吐出の勢いによりポンプが停止しても液体が流れ続けてしまうのがオーバーフィード現象です。オーバーフィード現象が起こると、吐出量が多く出すぎているといったトラブルが起こってしまいます。
配管内径が細ければ細いほど、配管が長ければ長いほど慣性抵抗が大きくなるため、そちらの関係についても注意が必要です。サイホン止めチャッキ弁を用いると、液体の慣性力を打ち消すことができます。
タンク内が高圧になると、ホースを外したときにガスや液体が噴き出す恐れがあります。逆止弁を使用することによりこのリスクを避けることができます。また、液体が逆流すると設備を損傷するリスクもあります。逆止弁があるとメンテナンスのときに便利です。
また、逆止弁は給水後の真空パイプ内にある残水を輩出する働きもあります。次亜塩素酸ナトリウム専用のものもあり、その場合は先端に逆止キャップが付くことで減衰の逆流や結晶化を防止しています。
ちなみに、チェックバルブ、チェッキバルブ、逆止弁、逆流防止弁、チェッキ弁は、いずれもCheck Valveを意味する言葉であり、メーカーによって呼び名が異なっているだけです。
サイホン止めチャッキ弁には3つの用途があり、以下の通りです。
ポンプを使用するとき、サイホン現象が起こると様々なトラブルが生じるリスクがあります。サイホン止めチャッキ弁は、サイホン現象を防止するだけでなく、オーバーフィード現象や逆流も防止できるため、トラブルを回避するために設置を検討しましょう。
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