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マンションなどの水道設備は、建物の規模や給水方式などによってさまざまな種類のポンプが設置されています。使用頻度や建物、所帯数、屋内か屋外か、加圧か増圧か、メンテナンス状況などによって耐用年数も変わってきます。
ポンプだけでなく圧力タンクや制御盤などの消耗品も交換時期をチェックしましょう。
国土交通省の長期修繕計画ガイドラインによりますと、分解整備を5〜8年周期、交換を14〜18年程度で実施としています。
詳細を以下の表にまとめました。
給水設備 | 種別 | 周期 |
給水管(屋内共用給水管) | 更生 | 19〜23年 |
給水管(屋内共用給水管、屋外共用給水管) | 取替 | 30〜40年 |
貯水槽(受水槽) | 補修・取替 | 12〜16年(26〜30年目に取替(同等品) |
貯水槽(高層水槽) | 補修・取替 | 12〜16年(26〜30年目に取替(同等品) |
排水ポンプ(排水ポンプ、弁類等) | 補修 | 5〜8年 |
排水ポンプ(排水ポンプ、弁類等) | 取替 | 14〜18年 |
国土交通省の長期修繕計画ガイドラインでは、給水設備の推定修繕費用を算出しています。
修繕周期を上項の通りに実施したとした場合の推定修繕費シミュレーションを以下にまとめました。なお、給水管の更生・取替、給水ポンプの取替については経年48年後まで0円です。
給水ポンプはマンションにとってライフラインに関わる大切な設備です。耐用年数は使用状況などさまざまな要因で変わりますので、耐用年数の間は故障しないという保証はありません。
きちんとメンテナンスをすることで故障などに早急に気づき、寿命も延ばすことができます。安全策としてどこまでメンテナンスを行うのか、ガイドラインと参考にして業者と相談してみましょう。
下記ページでは、ポンプの修理か交換かを決める条件をまとめています。参考にしてみてください。
●公式HP内に保有資格やポンプメーカーの種類が明記されている
●施工・設置までをワンストップで対応可能である
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