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ホースポンプとは、回転するローラーシューでホースを押しつぶし、ホースの内部の液体を押し出す方式のポンプです。回転時にホースに真空状態が発生することで、チューブ内に液体が引き込まれ、その動作を連続させることで吸引と吐き出しの機能が実現します。
ホースポンプは、大量の液体や固体が混じった液体を送り出せるため、生コンクリートや鉱山の排水処理などさまざまな用途に使用できます。
日本ではチューブポンプ、またはローラーポンプとも呼ばれており、一般的に大容量の用途にはホースポンプ、小容量にはチューブポンプと呼び分けることが多いようです。
液体に固体粒子を混ぜ合わせたものをスラリー液といいますが、固体の大きさや硬さによってポンプを使い分けます。生コンクリートなど、スラリーが大きくて硬い場合は大容量のホースポンプが最適です。そのほか、養魚場の魚やもずくの移送など、食品関係にも使われます。
送り出す液体のスラリーが小さい、または柔らかい場合にはチューブポンプが用いられます。プリンターのインクジェットや薬品・医薬品、化粧品の送液など、幅広い分野で活用されているポンプです。
ローラーがチューブを押しつぶしながら回転するので、吸い込み側に圧がかかり、液体を効率よく吸い込むことができます。そして、吸い込んだ液体はローラーの回転によってそのまま吐き出し側に送られます。
ホースポンプ(チューブポンプ)は、高粘度や高濃度のもの、固形物が含まれたものなど、液状のものであれば幅広く使用できます。その汎用性の高さから、さまざまな用途で採用されています。
ホースポンプは、液体を流し込まないまま運転しても負荷が少ないため、空運転にも強いという特徴を持っています。移送する液体が本体につかないため、チューブを交換するだけで移送物の入れ替えができる点も魅力です。
ホースポンプは、使用する環境や用途、場所によってメーカーや大きさ、種類も数多くあります。それぞれのニーズや目的、業種に合わせたポンプ選びが大切です。
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