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この記事では、ポンプトラブルのひとつである「ヒートショック」について紹介しています。ヒートショックが発生するとポンプが破損することでより大きなトラブルを招くことも。トラブルを防ぐためにも知って起きたい、ヒートショックの原因と防止方法について解説します。
ポンプトラブルのひとつ、「ヒートショック」について知る前に、「ドライ運転(空運転)」についても知っておく必要があります。
ドライ運転とは、液体を入れない状態でポンプを作動させてしまうことを指します。ドライ運転が発生した場合には、ポンプの内部に摩擦熱が生じてしまうため、破損が起きる可能性があります。
ヒートショックは、このドライ運転と大きく関係しています。ドライ運転が発生してポンプが発熱している状態を発見したら、冷めるのを待たずに冷たい溶液(水など)を入れたくなる方もいるでしょう。しかし、急に冷たい溶液を入れてしまうとポンプが温度変化に耐えられないため、ポンプの内部が破損してしまいます。この状態が「ヒートショック」と呼ばれています。
上記の通り、ヒートショックはドライ運転(空運転)が引き起こすため、ポンプを使用する場合にはドライ運転が発生しないように注意する必要があります。まず、ヒートショックを防止する方法として挙げられるのは、ドライ運転を発生させない、という点が大切になってくるのです。
しかしドライ運転が発生してしまった場合には、まずは回転を止めて熱が冷めるのを静かに待つ、という対応が必要になります。急激な温度変化を避けるためにも、焦ってすぐに冷たい液体を入れて何とかしよう、という対応はNGですので覚えておきましょう。
いずれにしても、まずはドライ運転を起こさないことがヒートショックを防止する第一の方法です。それでもドライ運転が発生しているのを発見した場合には、落ち着いてポンプの熱が冷めるのを待ってください。
ポンプトラブルのひとつ、「ヒートショック」が発生する原因と防止方法について紹介してきました。
もしポンプにトラブルが起きた場合には、より大きなトラブルを招かないためにも確かな対処ができる業者に対応をお願いすることが大切になってきます。より良い業者選びは難しいものですが、しっかりと現場を見て、その時の状況などに応じた提案を行ってくれる業者を見つけていきましょう。
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