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ポンプが故障したりトラブルが起きた際に、交換するか修理するか悩みますよね。「修理して直るなら、交換工事までは行いたくない」「できるだけ費用を抑えたい」とお考えの方に、ポンプの修理と交換を決めるポイントについてご紹介します。
ポンプは、さまざまな液体を移送する役目を果たしています。ポンプが故障すると移送機能が果たされなくなり、断水する可能性があります。小さなポンプなら即日修理も可能ですが、病院や工場などの大きな施設となると、契約から納品、工事完了までに1か月程度かかる場合もあり、その間は不便を強いられるでしょう。
先々のコストを考えた場合、あまり修理を繰り返すようなら交換したほうが経費の削減となる場合が多くあります。
使えるものを長く使うことは大切ですが、ポンプの購入価格の2割〜3割を修理費の上限と考え、あまりにも高い修理費であれば、交換した方が良いでしょう。使用年数とランニングコストを比較し、慎重に判断してください。
また15年以上経過した古い製品は、本体の状態が良くても、修理用パーツが手に入らない場合もあります。ポンプ業者が保有している場合もあるので問い合わせるとともに、修理か交換かを見極めてもらうのもいいでしょう。
ポンプは、定期的にオーバーホールをすることで寿命を延ばし、故障による漏水や断水などを防げます。
オーバーホールとは、ポンプを分解して内部を点検し、消耗した部品を交換する作業です。例えば給水ポンプなら、モーターの回転部にあたるベアリング、シャフトからモーター内への水の浸入を防ぐメカニカルシール、シャフトの周囲で水漏れを防ぐグランドパッキンなどを点検し、必要であれば部品の交換を行います。
一見、古くなって取替えが必要に見えるポンプが、オーバーホールを行うことで新品同様に蘇ることは少なくありません。ポンプがスムーズに稼働すれば、エネルギーロスや取替の頻度が減少します。すると、ライフサイクルコストの削減になります。使用開始から5~10年程度で、ぜひオーバーホールも検討してみてください。
工場やマンション、ビルなどでポンプトラブルについて、ポンプトラブル経験者157人に調査をしたところ、水の出が悪いと回答した方が89人で、振動が大きいが73人、異音が出ると答えた方が52人という結果になりました。他にもトラブルの原因はさまざまなので、定期的なメンテナンスや交換が必要になるでしょう。

ポンプ交換の頻度は2年に1度と回答した方が55人で一番多く、3年に1度交換するという方が32人で二番目に多い結果となりました。
ポンプ交換の頻度はポンプの種類によって交換の頻度が変わりますので、定期メンテナンスなどを通じて専門の業者に確認していただくことをおすすめします。

ポンプは、長年使うほど不具合が生じやすくなり、メンテナンスや修理、交換などが必要になります。そんな時も、専門知識や技術を持った業者が、適切に対応してくれれば安心ですね。仕事にプライドを持ち、的確に対応してくれる業者を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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