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ポンプについて知っておくと良いこと

ポンプの種類や交換に関すること

技術の進歩により、日々新しい商品やパーツが開発されています。ここでは、ポンプの種類や設置の費用相場、施工実例、メンテナンスなど、正しい判断をするために押さえておきたい、ポンプのさまざまな情報をご紹介します。

非容積式ポンプ(ターボ型ポンプ)

ポンプの内部で羽根車を回転させ、圧力によって液体にエネルギーを与えて動かすポンプのことです。「遠心ポンプ」「斜流ポンプ」「軸流ポンプ」の3つに分けられます。高速回転により連続水流を生み出すことが可能で、水道をはじめ、下水道の汚水ポンプなどさまざまな場所で活用されています。

容積式ポンプ

決まった空間内にある液体に、圧力を加えることでエネルギーを与えるポンプです。その構造によって「往復ポンプ」と「回転ポンプ」の2つに分けられます。一般的に定量性が良く、吸い上げ・押し上げ揚程が比較的高いのが特徴です。

特殊ポンプ

水や蒸気を利用したもの、騒音を押さえたもの、圧縮空気を利用したもの、固形物を傷めることなく移送するもの、小型のものなど、さまざまなポンプの総称です。いくつかの特殊ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

建設設備用ポンプ

オフィスビルやマンションなどの建築設備では、衛生用や空調用、消火用などのポンプが多数稼動しています。いくつかの特殊ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

工場設備用ポンプ

一般取水用ポンプから循環用ポンプ、科学汚水の排水用ポンプまで、差し迫った環境問題に応える、省資源・省エネルギー時代に貢献できる工場設備です。いくつかの特殊ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

食品用ポンプ

食品工場での様々な用途で使用できる食品用ポンプ。飲料、乳業、酒類、調味料だけでなく、固形食品の原料移送の工程などでも活躍しています。いくつかの特殊ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

耐蝕ポンプ

耐蝕ポンプは、化学薬品などの金属材料を腐食する性質がある製品などの特殊な薬液などに使用されます。耐蝕ポンプにはいくつか種類があり、耐久性や耐蝕性、取り扱うことが可能な薬品の種類などに違いありさまざまな場面に対応しており、いくつかの特殊なポンプやポンプ選びを専門にしている業者も含めてご紹介します。

定量ポンプ

定量ポンプとは、決まった量の液体を高い精度で繰り返し注入する場面で必要な技術です。定量ポンプはいくつか種類があり、さまざまな場面に対応し各ポンプごとに特徴が異なっています。長く使用し、正確な量の注入を行うための方法やポンプ選びを専門にしている業者も併せてご紹介します。

スラリーポンプ

スラリーポンプは、スラリーという固形物粒子を液体(清水、海水、化学薬品など)で混合、懸濁、分散させたものを移送するために使用します。スラリーポンプは種類が多く、さまざまな場面に対応しています。各ポンプごとに特徴が異なっており、ポンプ選びを専門にしている業者についてもご紹介します。

農事用ポンプ

農事用ポンプとは、井戸水や地下水を汲み上げる農業用のポンプのことです。基本的にエンジンや電力を動力に圧力を利用して水を吸い上げる仕組み。効率的に水やり作業を行うことで農作業の手間を大幅に減らすことが可能です。いくつかの農事用ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

小型消防ポンプ

小型消防ポンプとは、持ち運びできる小型の消防用ポンプのことです。ホースや内燃機関を備えていて、防火水槽などから揚水し、圧力をかけて放水するという仕組み。消防用車両が進入できないような狭いところでも消火活動が可能です。市民消火隊が日頃の訓練で使用しているのはC級可搬ポンプで、地震にに伴う火災が起こった時の初期消火活動に備えることができます。いくつかの小型消防ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

ホースポンプ

ホースポンプは、回転するローラーシューでホースを押しつぶし、ホース内部の液体を押し出す方式のポンプ。チューブポンプ、またはローラーポンプとも呼ばれ、大容量の用途にはホースポンプ、小容量の用途にはチューブポンプと呼ばれることも。液状のものであれば幅広く利用でき、例えばプリンターのインクジェットに使われています。いくつかのホースポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

エア駆動ポンプ

エア駆動ポンプとは、空気の膨張力を原動力にして動くポンプです。電車のドアが開閉する時にプシューと音がする理由は、エア駆動ポンプを使用しているからです。モーターなどの電力を使わないため、安全に使用できることが強みです。いくつかのエア駆動ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

ロータリーポンプ

ロータリーポンプは、羽の力で空気を汲み出し、真空状態を作ることで動くポンプのこと。真空状態を作る多くのシーンで使われてきました。コンパクトで据え付けが簡単なことも取り入れやすい理由の一つです。いくつかのロータリーポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

船舶用ポンプ

船舶用ポンプは、燃料油、潤滑油、汚水処理容積など様々な用途に使われるポンプのこと。容積型、遠心型、真空型、油分分離機、汚水処置装置などの種類があります。いくつかの船舶用ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

ガチャポン

ガチャポン(防水井戸用手押しポンプ)とは、上部開放型ポンプのことで、シンプルな構造とリーズナブルな価格が特徴。設置やメンテナンスも簡単です。船舶やマンションの防災など、様々なシーンで使われています。いくつかのガチャポンをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

ギアポンプ

ギアポンプは、年度の高い液体や固形物を含む液体の移送に使われる容積式ポンプの一種で、ギヤポンプと呼ばれることも。内部の歯車を回転させて液体を吸い上げる構造で、サニタリー用のポンプなどの用途に使われています。いくつかのギアポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

カスケードポンプ

カスケードポンプとは、遠心ポンプの一種で、渦巻ポンプの構造に似ています。小流量ながら高圧力を出せることが特徴。使用されている羽根が一枚のため、メンテナンスがしやすいことがメリット。いくつかのカスケードポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

真空ポンプ

真空ポンプは、液体ではなく気体を扱うポンプで、バキュームポンプとも呼ばれます。対象の容器内の空気を押し出して真空状態を作り出す目的で使われます。低真空・高真空・超高真空・極高真空など求める真空の度合いに合わせた真空ポンプを選びましょう。

高圧プランジャーポンプ

高圧プランジャーポンプは、水の圧力を極限まで高めることで力を発揮するポンプ。標準的なタイプ以外に、ステンレスを多く使用した特別用途タイプや海水使用向けのタイプなど様々な種類のポンプがあります。いくつかの高圧プランジャーポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

水中ポンプ

水中ポンプとは、大量の水を汲み上げたり排出したりすることで、排水や水の汲み取りができるポンプのこと。田畑へ水を組み入れたり、工事中の濁水を排出したりするために使用されます。
いくつかの水中ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

建築設備用ポンプ

建築設備用ポンプは、建築物に使われるポンプのこと。衛生・空調・火事の際の消火などを円滑に行うためのポンプで、目的に合わせた性能と耐久性が必要になります。いくつかの建築設備用ポンプをピックアップし、それぞれの特徴をご紹介します。

陸上ポンプ

本体を陸上に設置するタイプのポンプで様々な用途に用いられます。筐体の種類もステンレス製や鋳鉄製、樹脂製など多種多彩。呼び水の行い方によって「自吸式ポンプ」と「非自吸式ポンプ」があり、防水性の違いで「屋内設置用」と「屋外設置用」があります。

排水ポンプ

マンションや集合住宅、オフィスビルなどの地下の排水槽から汚水を汲み上げるためのポンプで、原則として2台一組で設置する決まりとなっています。フロートスイッチという浮き玉が2つの「自動型」、3つの「自動交互型」、浮き玉なしの「非自動型」があります。

渦巻ポンプ

渦巻き型ポンプは、ターボ型ポンプの一種です。外側に渦巻き型の通路である「渦形室」を持ち、水を吸い込むと羽根車が回転して、水が高速、高圧のエネルギーを得て放出されます。排水用、発電所のボイラー給水用、上下水道用、鉱山用、化学工業用など産業界でもっとも多く使用されているポンプと言えるでしょう。

給水ポンプ

給水ポンプとは、受水槽に貯水された水を給水するためのポンプです。マンションなどの集合住宅や商業ビル、また、向上などの工業用水などにも使用されます。「給水ユニット」、「増圧ポンプ」、「揚水ポンプ」など、さまざまな種類があります。

消火ポンプ

消火ポンプとは、火災発生時の初期消火あるいは中期消火を目的とした消防用水を供給するために用いられるポンプです。消火ポンプには屋内消火栓設備と屋外消火栓設備、さらにスプリンクラー用があり、非常ベルが付いた赤いボックスも消火栓設備にあたります。

無動力ポンプ

水が下流へと流れるエネルギーと水圧を利用して、水を低いところから、高いところへ押し上げる「無動力ポンプ」。近年では農地をめぐって土地利用や水環境の変化により、用水路から農地に必要な水量を供給できないケースもあります。これらの問題を解決するために、自然のエネルギーを活用し、大規模な改修工事を必要としない無動力ポンプが活用できます。ここでは無動力ポンプの種類と特長や用途を紹介しています。

マグネットポンプ(マグネット駆動式)

マグネットポンプとは「漏れないポンプ」とも言われるポンプです。ポンプは液体を運ぶためにある機械です。そのため、対象の液体が漏れないという構造は非常に重要なもので、長年試行錯誤を重ねてきたものです。マグネットポンプは、この「漏れない」ということを実現した画期的なポンプとも言えます。

タービンポンプ

タービンポンプは、羽根車を回転させて遠心力の作用で水にエネルギーを与える仕組みのポンプです。遠心式ポンプの一種とされています。遠心式ポンプのひとつである渦巻きポンプに案内羽根をつけ流れをコントロールする仕組みです。

ポンプ設置にかんする知っておきたい情報

ポンプ設置工事の実例

ポンプ設置工事の進め方について、一般的な流れ、実際の施工事例などをご紹介します。工事の内容はポンプの種類によって違いますが、おおよその参考になるはずです。

ポンプ設置の相場

工業用ポンプをはじめとするポンプ設置・交換費用の相場や、ポンプの一般的な耐用年数についてご紹介します。交換・設置の際には、トータルコストも考慮しながら賢いポンプ選びをしたいですね。ポンプ購入や設置にかんしては、企業により価格が異なります。何社かから見積もりをとり、導入メーカーや設置工事など、自社に合った項目を加味して購入しましょう。

ポンプ修理と交換を決める条件

ポンプが故障したり、トラブルが起きた際に、修理で済ませて良いのか、交換するべきなのかの判断基準をご紹介しています。いくら本体の状態が良くても、経過年数によってはパーツが手に入らない場合もあるので、使用年数やランニングコストなどと併せて、慎重に判断してください。

ポンプ交換工事の流れと注意点

給水ポンプ、排水ポンプは、長期間にわたり毎日使えるように、各メーカーが研究を重ね、設計、製造をしています。しかし、10年も継続して使い続けると劣化が見られるようになってくると言われています。ポンプの劣化により、ある日突然、急に水が出なくなったり、排水できなくなったりすることで、生活に大きな障害をきたす可能性があります。そうならないため、給水ポンプ、排水ポンプは、日々のメンテナンスや定期的な交換が必要です。ここではポンプの交換の必要性、交換時期、交換工事の流れをまとめて紹介しています。

工場等の製造ラインに使用されるポンプは?

世の中には、扱う流体(液体)によって多種多様な種類のポンプが開発され販売されています。また、ポンプの使う目的や用途、設置する場所の環境などによって、超大型のポンプから非常に小さいポンプや、動力を必要としないポンプまで、実にさまざまな種類のポンプがあります。そこでここでは、いろんなポンプの種類や、特長、利用方法、ポンプ交換の時期や増設、設置時の注意点など、事例を紹介しながらまとめています。

省エネ事業の対象となればポンプ導入にも補助金が出る

機器の更新を行う際に、「省エネ機器」や「省エネ設備」を導入する際に補助金の活用できることがあります。対象となるのが、現在よりも小さなエネルギーで運転できる設備や機器と定められており、ポンプも省エネ設備の一つとなっています。このような補助金を活用することによって設備投資が抑えられます。設備の老朽化への更新や省エネ機器の導入に関するものであれば、補助金がもらえる可能性があります、 自社では補助金の対象となるかどうかをしっかりと確認したいところです。

ポンプの性能を表す流量・揚程(ようてい)について

ポンプの性能を表す言葉として「流量」と「揚程」と呼ばれるものがあります。ポンプにおける流量とは、「L/min」という単位で表され、一定時間に吐出可能な液体量を示すものです。また揚程とは「m(メートル)」で表されるもので、ポンプが液体を組み上げる高さのことを表しています。この揚程とポンプには密接な関係があることから、ポンプ設置の際には揚程を計算するという点が非常に重要なポイントとなってきます。

キャビテーションとは

日本語では「空洞化」や「空洞現象」と訳される「キャビテーション(cavitation)」は、気圧差によって液体などさまざまな物資の中に泡(気泡)が生じる現象のこと。ポンプでは液体を吸い込む際、その入口などで圧力が弱まり、キャビテーションの発生することがあります。すると、ポンプにはさまざまなトラブルが起こってしまいます。

高温の液体をポンプで扱う際に注意したいこと

ポンプで高温の液体を扱う際は、高温であるがゆえにキャビテーションなど、ポンプの破損につながるさまざまな現象が起こりやすくなります。安全に、かつポンプが破損しないように発生が想定される現象に合わせて、対策しておくことが大切です。

ポンプの洗浄について

食品や化粧品、医薬品の製造で用いられるポンプは定期的な洗浄が必要になる場合が多く、洗浄に省力化や安心して安全に使用できる状態にすることが求められます。ポンプの洗浄における、安全・安心の要求に応えるための技術と方法には、「COP(分解洗浄)」「CIP(定置洗浄)」「SIP(定置滅菌)」「ASEPTIC(無菌性)」の4つがあります。通常、ポンプの洗浄ではCOP(分解洗浄)とCIP(定置洗浄)がよく用いられます。

井戸ポンプの撤去・交換工事とは

日常的に井戸を使用している家庭にとって、ポンプのメンテナンスや交換工事を行うタイミングはとても重要です。使用していない井戸ポンプの撤去も、子供やペットの転落事故のリスクを軽減するためにも速やかに判断すべきです。交換工事を行うための判断のポイントやポンプの交換・撤去工事にかかる費用などについて詳しく解説しています。

ポンプ選びに知っておきたい粘度とは

ポンプ選びに必要な知識の一つとして、「粘度」というものがあります。粘度はポンプの性能に大きな影響を与えるもので、低粘度、高粘度など、ポンプの種類が違います。流体の移送には粘度を念頭に置いて選ぶ必要があり、オーバースペックや、非効率にならないように、ぜひ、粘度の基礎知識を参考にしてください。

非ニュートン流体について

液体には粘度の面から見ると、「ニュートン流体」と「非ニュートン流体」の2種類があります。前者は流体粘度がずり速度で変化しない液体のこと。後者は粘度がずり速度で変化する液体のことを言います。多くの工業的な流体は、非ニュートン流体に該当しており、今回はその分類についてご紹介しています。

ガスロックとは?

ガスロックとは、ダイヤフラムポンプの液体吐出口にガス(エア)がたまり、液体を吐出できなくなる現象のこと。主に、ダイヤフラムポンプによる次亜塩素酸ナトリウムの移送において問題となる現象です。ここでは、ガスロックの原因や解消方法、および次亜塩素酸ナトリウムの性質やメリットなどについて詳しく解説しています。

オーバーフィーディング

オーバーフィーディングとは、ポンプから送り出した液体が配管を移動するうち慣性力が働いて流れ過ぎることです。慣性力とは、物体が止まっているときは止まったままでいようとする力であり、物体が一定の速さの等速度で動いているときには動き続けようとする力のことです。
ここではダイヤフラムポンプがオーバーフィーディングを起こすケースと、その現象を防ぐ器具も紹介しています。

緩和時間とは?

私たちの身の回りの物質は、すべて原子から構成されています。原子が複数集まった姿を分子と言います。緩和時間とは、分子が本来の平衡状態を乱された際、もともとの平衡状態に戻るまでの時間のこと。液体で言えば、緩和時間が長ければ長いほど粘度が高い、ということになります。ここではポンプ選びに必要な基礎知識として、液体の緩和時間について解説しています。

粘度と温度の関係について

液体の粘度を決める要素には、分子を構成する原子の大きさや周囲の分子との相互作用の強さのほか、温度があります。温度が高ければ高いほど分子運動が速くなり、粘度が下がります(ドロドロからサラサラに向かう)。温度と粘度の関係を理解しておくことは、ポンプ選びの大切なポイントになります。

スラリー液の移送

スラリー液とは、細かい固体を混合させたドロドロの液体のこと。固体が大きく硬い場合には、ポンプの摩耗が早く進んでしまうため、スラリー液に適したポンプを選ぶことが大切です。ここでは、スラリー液に含まれる固体の性質に応じた移送用ポンプの種類、定量ポンプによるスラリー液の移送などについて詳しく解説しています。

ビーズ洗浄と電解洗浄について

残留塩素計で塩素濃度を正しく測定するためには、その先端にあるセンサ電極部の感度を常に高めておく必要があります。感度を高めるためには、センサ電極部に付着・蓄積する汚れを除去することが不可欠。この汚れを除去するための大事な工程がビーズ洗浄と電解洗浄です。センサ電極部をしっかりと洗浄しなければ、残留塩素濃度の正しい測定ができません。

背圧弁とは

「背圧弁」とは、定量ポンプのアクセサリーとして使用されているものです。圧力(背圧)をかけることによって、定量ポンプで発生することがある「オーバーフィード現象」や「サイホン現象」を防げます。背圧弁を使用する場合には、その動作原理や取り付けを行う際の注意点などについてあらかじめ知っておくと良いでしょう。

サイホン止めチャッキ弁とは

ポンプの吐出側配管の先端が吸い込み側タンク液面より低いと、サイホン現象によって自動で薬液などが吸い出されてしまう恐れがあります。サイホン止めチャッキ弁を吐出口先端に設置することでサイホン現象を防止できるだけでなく、オーバーフィード現象の防止、逆止弁としての役割も期待できます。定格吐出量よりもはるかに多く流れる時などは、サイホン止めチャッキ弁の使用を検討しましょう。

ポンプの脈動について

容積式ポンプの使用時、吐出と吸込の連続運動による脈動と呼ばれるリズムが生まれます。継続的な脈動からの圧力は、配管や接合部分に負荷を与えてポンプの寿命を縮めることになりかねないため、何らかの方法で脈動を抑制することが大切です。ここでは、工業用ポンプにおける脈動の概要、および脈動抑制の対策として「多連型往復動」と「脈動緩衝装置(エアーチャンバー)」について解説します。

ポンプのストローク数について

ポンプにはストローク数が設定されています。ストローク数とは、1分間に排出する量で、spmという単位で表されます。ポンプのスペックを見ると、ストローク数が記載されているものも多々あります。ストローク数が何を意味しているのかを把握することで、ポンプ選びの際の判断材料の一つとなるストローク数について解説しています。

アキュームレータ(圧力タンク)について

給水加圧ポンプに装着される装置であり、ポンプの圧力を適切に調節するためのものです。容器のなかに、「ダイヤフラム」という風船のようなゴム製の角膜が装着されており、そこに窒素ガスを適宜送り込むことで配管内の圧力を適切に調整します。配管そのものが破裂したり、配管中の機器などが破損してしまう事態を防止します。

残留塩素計について

残留塩素計とは、水に残留している塩素濃度を測定する装置のことです。水の消毒には一般的に塩素が用いられますが、塩素濃度が薄すぎると消毒作用が低下します。逆に塩素濃度が高すぎると、機器や河川などに弊害をもたらすこともあります。適切な塩素濃度を維持し続けるため、残留塩素計で濃度測定を行うことは大変重要なプロセスと位置づけられています。

有効断面積について

空気圧機器の特徴の1つに、管内における「有効断面積」があります。空気圧機器のパイプを仮に切断した場合、その「実断面積」をフルに使って空気が流れるわけではなく、「管内抵抗」のために面積が小さくなります。このときの空気の面積「有効断面積」について、それを求めるための計算式など詳しい情報を紹介しています。

近接スイッチについて

近接スイッチは、対象の物体を接触することなく検出し、空気の通る道を左右交互に切り替えるスイッチです。正確性の他、接触しないことで衝撃や磨耗が発生せず、長寿命という特徴があります。近接スイッチは物体を検出して切り替えのタイミングを指示する役目を持っています。コントローラとの連携で左右に動き空気の通り道を切り替える仕組みです。

ウォーターハンマーについて

日本語では「水撃現象」とも呼ばれます。簡単に言えば、配水管内部に水が流れている時に、急にバルブを開閉すると配管内の圧力が変化し、それによって衝撃が発生してしまう現象を指します。当然ながら、配管やポンプなどへのダメージが懸念されます。防止策としては、配管の大径化や各種装置を取り付けるなどのやり方があります。

呼び水の原理について

ポンプから水が出てこなくなった場合の解決方法の一つに呼び水が挙げられますが、実践するためには呼び水の原理を理解する必要があります。呼び水の原理を把握することで、実践・問題解決へと繋がります。このページでは呼び水の原理だけではなく、なぜポンプから水が出てこなくなるのかなど、詳しい情報を紹介しています。

ラジアル推力について

プロペラなどの推進器が回転すると軸に対して垂直方向にかかる推力である「ラジアル推力」という力が働きます。ポンプを動かすと他にもさまざまな力が働きますので、これらの力や負担に部品が耐えられるように組み上げなければいけません。働く力と課題を正確に認識し、トータル環境のバランスを整えるのがポンプ業者の仕事です。

ポンプの軸受け(ベアリング)について

ポンプの軸受けは、ターボ式ポンプや回転式ポンプにおいて回転体を支える役目を担う重要な部品のことです。ポンプは、部品が密接に関わって作動しており、消耗しやすい軸受けや軸封は点検が欠かせません。気になる箇所や不具合がある場合は、早めに専門業者に依頼することが大切です。

グランドパッキンの交換方法は?

グランドパッキンとは、ポンプの内側にて、主軸が貫通する部分から加圧された液体が漏れ出してしまわないよう、パッキンを締め付けて押さえる働きを担うものです。糸状の特殊繊維を紐状に編み込み、そこに潤滑剤を染み込ませた「プレートパッキン」が主流です。消耗品のため1年程度の周期で定期的に交換する必要があります。

フート弁の種類と仕組みについて

水を汲み上げるための設備に使われているフート弁とは、ポンプ内に空気が入ることを防ぐために設置されています。このフート弁があることによって、故障につながる可能性がある落水と呼ばれる状態を防ぐことができるため、非常に重要な役割を果たしているといえるでしょう。こちらの記事では、フート弁の種類と仕組みについてまとめています。

フート弁の種類と仕組みについて

水を汲み上げるための設備に使われているフート弁とは、ポンプ内に空気が入ることを防ぐために設置されています。このフート弁があることによって、故障につながる可能性がある落水と呼ばれる状態を防ぐことができるため、非常に重要な役割を果たしているといえるでしょう。こちらの記事では、フート弁の種類と仕組みについてまとめています。

給水ポンプの耐用年数

マンションのライフラインともいえる給水ポンプは、なくてはならない重要な設備です。国土交通省の長期修繕計画ガイドラインでは、耐用年数や費用のシミュレーションが紹介されていますので、参考にしてメンテナンスを行いましょう。適切なメンテナンスを行うことで、結果的に修繕費用などのコストを抑えることにもなります。

省エネ性能の高いポンプやポンプの省エネ化

ポンプは劣化や老朽化すると運転効率が悪くなります。効率が悪くなると消費電力も増えるため、早めの交換をおすすめします。交換する場合は省性能の高いポンプを選択するといいでしょう。消費電力を削減できるポンプに更新しても稼働時間が長ければ消費電力は大きくなるため、稼働時間の見直しも必要です。省エネが期待されるポンプとは?省エネ化できるチェックポイントもご紹介します。

ポンプ交換で省エネに成功した事例

ポンプ交換によって、省エネを実現することは可能です。実際に省エネを実現した事例や具体的な省エネの程度、効果などを詳しく紹介していきます。

ポンプ交換で省エネに成功したホテルの例

神奈川県にあるリゾートホテルでは、ポンプ交換を行うことによって省エネ化に成功しました。東日本大震災の経験をもとに、省エネに舵をきったホテルが以前から抱いていた課題や具体的な省エネの程度など、重要なポイントを紹介します。

これらのポンプを取り扱っている業者はこちら

自社に必要なポンプを提案・設置してくれる業者、万が一のトラブルの際にも適切な対応をしてくれる業者などを厳選してご紹介しています。自社に合う業者選びの参考にして下さい。

ポンプ業者で迷ったらここ!
工業用ポンプを扱う業者22選

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